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Q4)ネットビジネスで、BtoC・BtoBの運営上の違いは?
ネットビジネスには、BtoC(一般消費者向け物販)とBtoB(企業間商取引)の2つがあると聞きますが、販促方法などに違いがあるのでしょうか?
A4)BtoCとBtoBの大きな違いは「衝動買い」の有無。
■ BtoC(一般消費者向け物販)とBtoB(企業間商取引)との違い。
◎BtoCとBtoBの大きな違いは「衝動買い」の有無である。
BtoCとBtoBの違いで大きいものに、「衝動買い」がおこりにくいことがあります。
例えば、BtoBの取引で、工作機械を買う、金型を設計製作してもらう、電子部品を買う、金属加工をお願いする。などに、衝動的な購買や発注がおきることはまずありえない。
ですから、「シーズン最終、丹波のマツタケ 残り5パック限り!」などと、BtoCの世界でよく使われる、「限定」「あなただけに」「おまけ付」など、購買心理にうまく働きかけて「衝動買い」を狙ってもこのようなパターンで売れることは少ないのです。
ですから、両者を比較した場合、ネット上でも有効な媒体に違いが生じるのです。
1) BtoCに向く媒体
「メールマガジン、イベントキャンペーン」
BtoCであってももちろんWEBでの情報発信の大切さはあるのですが、やはり、衝動買いを誘発させやすい商材の場合は「メールマガジン、イベントキャンペーン」などで購買心理にうまく働きかけて買う気にさせてしまう手法がとても有効です。
楽天のショップさんではこうした手法を使うのがうまいですね。
2) BtoBに向く媒体
「WEBサイト」
製造業や建設業などのBtoBの場合は、ほとんどの場合衝動買いで買うようなことはなく、必要になってからとか、困ってから探して買う、発注することになりますので、メルマガやキャンペーンのように期間的に短く効果を狙う手法はあまり向きません。
ですので、媒体的には検索エンジンからいつでもお客さまに訪問していただけるようにWEBページでしっかりと情報発信することが何よりも大切になります。
※ 注:BtoCとBtoBで上記のように販促手法や適切な媒体が完全に明確に分けられるものではありませんが概ねこんな感じで考えられるとビジネスのヒントとなると思います。